「 利己主義という気概 」読書メモ
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2024/8/22
自分のために他人を犠牲にする(「利己主義」と多くの人が勘違いしているもの) vs 他人のために自分を犠牲にする(利他的とみなされる は誤った二分法である
The Virtue of Selfishness - AynRand.org#66c72d3809c5f20000d1d97d
「利己主義」という言葉の正確な意味と辞書の定義は、「自分自身の利益に対する関心」
なので、「自分の利益に関心を持ったところで、他人を犠牲にしなくてもいい方法があるのではないか」
→彼女はそれをトレードと言っている
実業家と強盗はどちらも"利己主義的"で反道徳的なのか?
一般的に他人の利益を目的とした行為は善であり、自分の利益を目的とした行為は悪であると当然のことと考えています。
では、全員が「他人の利益を目的として(利他主義的に)」動いた場合、その世界は成立するのか?
"誰もが欲しくないプレゼントを交換するクリスマス会"だと。
>ランドにとっての利他性とは、他人に価値をおく一方で自分自身を犠牲にすることである
ただ、もっとこれを解釈しやすい文面があった:
利己的な夫にとって深刻な病気の妻のためにおおくの財産を費やすのは、妻という存在にそれだけの価値があるからである。一方自分にとって何の価値もない女のために、利他性によっておおくの財産を費やすことは、ばかげた行為であるとされる。
自分のために相手にGiveする的な話
/youkan-brain/2024 北欧旅行振り返り🇩🇰🇸🇪🇫🇮#66c6a7ad4f2cc60000397c00
全員が利己主義として振る舞うことが最も合理的だとアイン・ランドは言いたい
「利己主義」とはWin-Winを目指すこと
「誰もが欲しくないプレゼントを交換するクリスマス会」ような利他主義をベースに世界を認識するのはしない方がいい。自分もだし、他の人もしない方がいい、一旦それをやるとキリがなくなるし逆にコーディネーションが難しくなる。そして唯一コーディネーション出来るのは、利己主義。
>自分を満足させるためにやるべきことをやらなければいけない。そして、利他主義に見えるのは優しさではなく”自分がやりたいから”と思い続けなければいけない。相手のことを思ってると解釈しながらやった瞬間に変な期待値を産んでしまう。全員が利己主義的に交換をしてたら生まれない。
> https://x.com/0xtkgshn/status/1826591447673344168
一般論として、倫理とか哲学、思想の本は本だけでは解釈できないなと。文字でしか無いので、それをどう経験と交流含めて広く読んでいくかが味わい深いなと思った。(「利己主義という気概」、自分が薦めてはいるものの会話の中でより深まる)
https://x.com/0xtkgshn/status/1826590736911139321
from 2024/7/15
「利己主義という気概」読書メモ
0xtkgshn これを読んだ俺は強い
https://pbs.twimg.com/media/GSgVkfoWEAAVjJT?format=jpg&name=medium#.png
↑上記メモの文字起こし
selfishness
only human can be rational
selfishness doesn't mean egoism
positive externality is included selfishness
Ayn Rand's ethic
生活と思想の一致(integrity)
これこそが美徳
不一致がunmoral
everything is the trade, even the notion of love
「互助的関係を構築して維持することこそ気概であり努力であり能力であり愛である」
利己的に生きることの困難さ
あまりにも正論tkgshn.icon
地獄ストイック村感
まずは肩をすくめるアトラスを読んでからじゃないと一切理解できないと思う
それも数回読むことをお勧めする
ただ、読んだ人で、まだもっと上に行きたいという人はお勧めしたい