「 利己主義という気概 」読書メモ
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自分のために他人を犠牲にする(「利己主義」と多くの人が勘違いしているもの) vs 他人のために自分を犠牲にする(利他的とみなされる は誤った二分法である なので、「自分の利益に関心を持ったところで、他人を犠牲にしなくてもいい方法があるのではないか」
実業家と強盗はどちらも"利己主義的"で反道徳的なのか?
一般的に他人の利益を目的とした行為は善であり、自分の利益を目的とした行為は悪であると当然のことと考えています。
では、全員が「他人の利益を目的として(利他主義的に)」動いた場合、その世界は成立するのか?
ただ、もっとこれを解釈しやすい文面があった:
「誰もが欲しくないプレゼントを交換するクリスマス会」ような利他主義をベースに世界を認識するのはしない方がいい。自分もだし、他の人もしない方がいい、一旦それをやるとキリがなくなるし逆にコーディネーションが難しくなる。そして唯一コーディネーション出来るのは、利己主義。 >自分を満足させるためにやるべきことをやらなければいけない。そして、利他主義に見えるのは優しさではなく”自分がやりたいから”と思い続けなければいけない。相手のことを思ってると解釈しながらやった瞬間に変な期待値を産んでしまう。全員が利己主義的に交換をしてたら生まれない。
一般論として、倫理とか哲学、思想の本は本だけでは解釈できないなと。文字でしか無いので、それをどう経験と交流含めて広く読んでいくかが味わい深いなと思った。(「利己主義という気概」、自分が薦めてはいるものの会話の中でより深まる)
https://pbs.twimg.com/media/GSgVkfoWEAAVjJT?format=jpg&name=medium#.png
↑上記メモの文字起こし
selfishness doesn't mean egoism 不一致がunmoral
everything is the trade, even the notion of love
それも数回読むことをお勧めする
ただ、読んだ人で、まだもっと上に行きたいという人はお勧めしたい